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2006年07月20日

ガンホー元職員の不正行為について

有り得ないと考えていた事件が起きた。


ガンホー,社員が不正アクセス禁止法違反の容疑で逮捕



兼ねてよりGM-Exchange社内でもラグナロクの運営の動き

そしてRMT市場の異常さが話題になっていた。



不正対策と銘打った大規模なアカウント停止活動。



これには不正行為を一切していない自分の知人なども巻き添えとなり

アカウントを剥奪されるなど、非常識的な取締りが日常化されていた。



また、RMT市場でもRMT倫理協会加盟業者を除く一部業者は

有り得ない程の低価格と在庫数でゼニー(ラグナロクのゲーム通貨)を販売しているなど

ラグナロクは数多くあるMMORPGの中でも異質な存在であった。



しかし、このリリースでこれらの異常さも理解できる。






正直に言えば今回の事件、一RMT業者としてはメリットの方が大きい。

不正な仕入れを行っているRMT業者が居なくなる事は

相対的にGM-Exchangeの市場シェアの拡大を意味する。

また、市場も今までより安定する事が予想できる。



しかし、本当にそう言ってしまって良いのだろうか?



今回の事件に対する運営元の対応と姿勢、そして事件が発覚した3月以降も

ラグナロクのRMT市場に大きな変化がなかった事から考えると

まだまだ不正根絶には時間がかかるのかもしれない。



そしてこの事件が落とした暗い影は、MMORPGのイメージを

大きく損なう事になるだろう。



立場上どんな奇麗事を言っても聞き入れて貰える立場ではないが

自分はRMT業者である以前にMMORPGのファンである。



売上げの拡大よりも先に、BOTやチート、不正アクセスといった

諸所の問題を解決したいのが本音であり、そういった問題を解決した上で

ゲーム内に悪影響を与えない範囲のRMTが存在すべきだと考えている。



これらの状況を踏まえ、GM-ExchangeではラグナロクのRMTを

一時的に自主停止する事を決定した。



同時に、登録いただいてる買取ユーザーに独自の調査を行い

不正に関与しているようならそれを取締り

少しでもラグナロクのRMT市場安定を早める事を最優先していきたいと思う。






GM-Exchangeのサービスは

「時間のないプレイヤーにもMMORPGを楽しんでもらう」

ために存在している。

そのためにすべき事が、最終的に会社の最大利益に繋がると信じている。

運営元が信用出来ないのであれば

この問題の解決に間接的に関与できるRMT業者が動くべきであろう。






最後に、今回のプレスリリースについて疑問が残る。

なぜ3月時点で判明していた不正行為の調査に、4ヶ月も必要としたのだろうか?

時間が経つほどゲーム内に流れ込んだ不正ゲーム通貨は拡散し

回収ができなくなる事は容易に想像がついたはずである。



この問題には早期対策によりゲーム内への悪影響を抑える事ができたのに

それをしなかった、出来なかった別の理由が存在するのだろうか。



また、リリース文章は明らかに問題を不正アクセスから

RMTにすり替えようとしているように読み取れる。

意図的なのか、そうでないのかは分からないが

もしも今件の原因をRMTに転嫁して責任逃れをしようとするならば

すでに上場企業としての社会的立場すら見失っている事になる。



これからの動きに注目したい。


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